ななつ星デンタルクリニック
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歯周病

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歯周病

歯周病は自覚症状が少ないまま進行し、
気づいたときには大切な歯を失う原因にもなる、
非常に身近で深刻な疾患です。

「歯周病」と言っても、その内容は幅広く、歯ぐきが腫れる、血が出る、口臭が気になる、歯がグラグラするなど、さまざまな問題を含みます。
しかし、歯科の専門的な視点からは、特に「歯を支える骨が減っていること」と「それによって歯を失うリスクが高まっていること」の2点が、歯周病における最も重要なポイントとされています。

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当院の「歯周病から守る治療」とは

「歯ぐきが下がってきた」
「歯がグラグラする」
——それ、歯周病かもしれません。

歯周病は、大人が歯を失う一番の原因といわれるほど身近で深刻な病気です。
当院では、腫れ・出血・口臭・歯の動揺などの症状に対して、歯を守るための根本的な治療を行っています。

歯周病は初期には自覚症状が少なく、
気づかぬうちに以下のような問題が進行します

●歯ぐきが下がり、見た目や感覚が変わる
●噛んだときに痛みや違和感が出る
●歯がグラグラして、最終的に抜けてしまう

実際に「ずっと気になっていたけど放置していた」「歯医者に通っていたけど進行していた」という方が、当院にも多く来院されます。
そこで当院では、症状の進行度に応じて、以下のような歯周病に立ち向かうための治療法をご提案しています。

●スケーリング・ルートプレーニング(SRP)(歯ぐきの奥深くの歯石除去)
●歯周外科治療(進行した歯周病への外科的対応)
●再生療法(失った骨の再生を目指す治療)
●メインテナンスプログラム(再発を防ぐ継続的ケア)

歯周病治療のステップ

大切なのは「歯周病を治す」だけでなく、「これ以上進行させない」こと。
歯を守るために、今できる最善の方法を一緒に考えていきましょう。

「まだ大丈夫」と思っていても、歯周病は静かに進行します。
大切な歯を守るために、ぜひ一度ご相談ください。
※症状や全身状態により、治療内容は調整させていただきます。

もう抜くしかない…そんな重度の歯周病でも

「歯がグラグラして、もう抜くしかないかも…」

そんなふうに諦めかけて来院される方も、当院には数多くいらっしゃいます。
歯周病が重度まで進行すると、歯を支える骨が大きく失われ、残念ながら抜歯が必要になるケースもあります。
しかし、歯を失ったあとにも、しっかり噛める・見た目も自然に整う治療方法はあります。

当院では、重度の歯周病で抜歯が必要になった方に対して、以下のような「次の一手」をご提案しています。

インプラント治療 インプラント治療

1本から対応可能:歯を数本失った場合に部分的に歯をつくる治療

オーバーデンチャー オーバーデンチャー

多くの歯を抜いた、全体的にグラグラしている場合:安定性のある入れ歯をつくる治療

All-on-4(オールオンフォー) All-on-4(オールオンフォー)

多くの歯を抜いた、全体的にグラグラしている場合:抜歯後すぐに固定式の歯を入れる治療

"もうダメだと思っていたけど、しっかり噛めるようになった"
"入れ歯よりも快適で、見た目も自信が持てるようになった"

——そんな声をたくさんいただいています。
歯を失うことは、ゴールではありません。失った歯をどう取り戻し、どう快適に生きるか。それが、私たちがご一緒に考える本当の“治療”です。

諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。

治療法

オールオン4

オールオン4は、すべての歯を失った方や残せる歯がほとんどない方に向けた、インプラントを用いたフルブリッジ固定式の治療法です。
上顎・下顎それぞれに4本のインプラントを埋入し、その日のうちに固定式の仮歯で噛める状態を回復できるのが特徴です。
当院でも、重度の歯周病や繰り返す入れ歯トラブルに悩む方にとって、有効な選択肢のひとつとして位置づけております。
オールオン4について詳しく知りたい方は[こちらをご参照ください]。
※治療の対応状況は各院へお問い合わせください。

治療のリスク・副作用

  • 手術直後に腫れや内出血、痛みが出ることがあります。
  • インプラントが骨と結合しにくい場合、再治療が必要になることがあります。
  • 術後にしばらく食事制限が必要です。
  • メインテナンスを怠るとインプラント周囲炎などのリスクが高まります。

オールオン4について

オールオン4についての詳しい説明は下記をご覧ください。

詳しくはこちら

インプラント・オーバーデンチャー

インプラント・オーバーデンチャーは、2本〜4本程度のインプラントを土台にして、マグネットやロケーターとよばれるゴムを使って入れ歯をしっかり固定する治療法です。
入れ歯が外れやすい、話しにくい、噛みにくいといったお悩みを改善し、安定感のある入れ歯生活を実現できます。
当院でも「保険の入れ歯が合わない」「何度作り直しても外れる」とお悩みの方に、有効な選択肢としてご提案しています。
※治療の対応状況は各院へお問い合わせください。

治療のリスク・副作用

  • 手術後に腫れや痛みが出ることがあります。
  • インプラントが骨と結合しない場合は再治療が必要になることがあります。
  • 骨が薄い場合、インプラントを埋め込むことができないケースもあります。
  • 定期的なメインテナンスが必要です。
  • 通常の入れ歯と比べて、毎日の着脱・清掃が必要になります。
  • 経年劣化により、マグネットやロケーター(ゴム)の定期交換が必要です。

インプラント

インプラント治療は、失った歯の部分に人工の歯根(インプラント)を埋め込み、その上にセラミックなどの人工歯を固定する治療法です。
天然の歯に近い見た目と噛み心地を再現できるため、「しっかり噛める」「自然に見える」といった点で、入れ歯やブリッジとは異なる快適さがあります。

当院では、1本からのインプラント治療にも対応しており、「他の歯を削らずに治したい」「入れ歯に頼りたくない」といった方に、有力な選択肢としてご提案しています。
※治療の対応状況は各院へお問い合わせください。

治療のリスク・副作用

  • 手術後に腫れや痛みが出ることがあります。
  • インプラントが骨と結合しない場合は、再治療が必要になることがあります。
  • 骨の量が不足している場合は、骨造成などの追加処置が必要になることがあります。
  • 術後は定期的なメインテナンスと、日々の丁寧なセルフケアが重要です。
  • 喫煙や全身疾患によって、成功率に影響を与えることがあります。

症例のご紹介

case

1

グラグラの歯をボンドで固定していました
50代女性|愛知県名古屋市からご来院

BEFORE BEFORE
BEFORE BEFORE
AFTER AFTER
AFTER AFTER

治療内容
上顎オールオン4ザイゴマ
下顎オールオン4
レビュー
ボンドがいつ外れてしまうか心配していた不安な気持ちがなくなり、生活しやすくなりました。骨が薄いとインプラントができないと他のクリニックで言われて諦めかけていましたが、ザイゴマインプラントという技術を使うことでこんなにしっかり噛めるようになって良かったです。

初診時

もともと歯周病の治療をしていましたが、急に悪化して、全体的に歯がグラグラするようになりました。なんとか残せるようにすべての歯をボンドで固定してもらっていましたが、このボンドを外したら将来的にどうなってしまうのだろう。と不安になり、他の治療法はないか相談に行きました。

診断結果

初診時の基本検査では28本中、9本欠損、17本残存している状態。歯周基本検査では全体的に8㎜~12㎜の歯周ポケットを認め、重度の歯周病を認めた。全体に動揺もあり、今後歯周外科処置を行っても保存が難しいと判断し、抜歯が必要と提案した。
上顎は入れ歯にするか、オールオン4にするか。
インプラントオーバーデンチャーは骨が薄く、治療が難しいとお伝えした。下顎は入れ歯かインプラントオーバーデンチャーかオールオン4。
それぞれの治療方法、リスクを含めたカウンセリングを実施した。

case

2

部分入れ歯からの卒業
50代女性|愛知県名古屋市からご来院

BEFORE BEFORE
BEFORE BEFORE
AFTER AFTER
AFTER AFTER

治療内容
上顎オールオン4ザイゴマ
下顎オールオン4
レビュー
ボンドがいつ外れてしまうか心配していた不安な気持ちがなくなり、生活しやすくなりました。骨が薄いとインプラントができないと他のクリニックで言われて諦めかけていましたが、ザイゴマインプラントという技術を使うことでこんなにしっかり噛めるようになって良かったです。

初診時

もともと歯周病の治療をしていましたが、急に悪化して、全体的に歯がグラグラするようになりました。なんとか残せるようにすべての歯をボンドで固定してもらっていましたが、このボンドを外したら将来的にどうなってしまうのだろう。と不安になり、他の治療法はないか相談に行きました。

診断結果

初診時の基本検査では28本中、9本欠損、17本残存している状態。
歯周基本検査では全体的に8㎜~12㎜の歯周ポケットを認め、重度の歯周病を認めた。全体に動揺もあり、今後歯周外科処置を行っても保存が難しいと判断し、抜歯が必要と提案した。
上顎は入れ歯にするか、オールオン4にするか。インプラントオーバーデンチャーは骨が薄く、治療が難しいとお伝えした。
下顎は入れ歯かインプラントオーバーデンチャーかオールオン4。
それぞれの治療方法、リスクを含めたカウンセリングを実施した。

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入れ歯でお悩みの方へ よくあるQ&A

~オールオン4をご検討中の方に向けて~

オールオン4治療で、1日で一気に大量の歯を抜いても本当に大丈夫ですか?
はい、ご安心ください。当院では出血や痛みの管理を徹底しており、身体への負担を最小限に抑えた治療を行っています。
オールオン4では、抜歯・インプラント埋入・仮歯の装着までを1日で行うことが可能ですが、すべての処置は出血管理や感染対策をしっかり行った上で、安全に進めています。また、術前にはCT検査で顎の骨の状態を確認し、炎症が強い部位には投薬処置や術前にその歯だけを抜かせていただくといったご提案もしています。
手術は静脈内鎮静法を併用するため、実際に多くの患者様が「思ったより楽だった」「その日から普通に会話や食事ができた」とおっしゃっています。
幼いころから歯周病でよく歯医者に通っていました。若い人も歯周病になるのですか?
はい、歯周病は中高年だけの病気ではなく、若い方にも起こります。
特に最近では、10代後半〜30代の方でも進行した歯周病が見られるケースがあります。これは「侵襲性歯周炎」と呼ばれるもので、遺伝的な体質や免疫反応の強さ、歯磨き習慣、食生活、喫煙などが関係していると考えられています。
若い方は歯ぐきがしっかりしていて出血や腫れに気づきにくく、気づいたときには進行してしまっていることも少なくありません。
「自分はまだ若いから大丈夫」と思わずに、定期的な歯周病検診を受けて、早期に発見・ケアしていくことがとても大切です。
気になる症状があれば、ぜひ一度ご相談ください。
歯周病で現在揺れている歯をボンドで固定して生活しています。ボンドは一生このままなのでしょうか?
いいえ、ボンドによる固定はあくまで一時的な処置です。
歯周病で揺れている歯を一時的に安定させるために、歯と歯を接着材(ボンド)で連結する処置を行うことがあります。これにより、噛む力の分散や日常生活での違和感を軽減できます。
ただし、ボンド固定は根本的な治療ではなく、「進行を一時的に止める応急処置」です。
歯ぐきや骨の状態が改善しなければ、将来的にさらに歯が動揺したり、他の歯に負担がかかってしまう可能性があります。

最終的には、
●歯周病治療(SRPや再生療法)で保存を目指す
●保存が難しい場合はインプラントなどで機能回復を図る
といった方針を検討していく必要があります。
オールオン4をしたら、歯周病は治りますか?
歯周病によりダメージを受けた歯や歯ぐきをリセットし、新しい環境に整えるという意味では、大きな改善が期待できます。
オールオン4は、重度の歯周病でほとんどの歯が保存できない方に向けた治療法です。残せない歯を抜歯し、感染のある歯ぐきや骨の状態を整えた上で、インプラントを埋入し、固定式の人工の歯を装着します。
そのため、歯周病そのものが“完治する”わけではありませんが、歯周病菌の温床となっていた歯や歯ぐきを取り除くことで、口腔内の環境は大きく改善します。
ただし、インプラントも歯周病と似た「インプラント周囲炎」にかかるリスクがあるため、術後も定期的なメインテナンスと丁寧なセルフケアが必要です。
今すぐAll-on-4にできるか不安です。まず何をすればいいですか?
まずは無料相談でお口の状態をチェックしましょう。
CT検査で骨の状態を確認し、適応可能かどうかを判断いたします。
無理に勧めることはありませんので、まずはお気軽にご相談ください。

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