根管治療

当院の根管治療の5つのこだわり

1.歯根の細部まで除去するニッケルチタンファイル

ニッケルチタンファイル

ニッケルチタンファイルとは、歯の根っこの象牙質を綺麗に除去する治療器具です。従来のステンレス製の治療器具に比べると物性的に優れており、歯根は1人ひとり異なる複雑な形状をしていますが、尖端付近までの根管治療が可能です。

ニッケルチタンファイルは写真のように柔軟な為、複雑な歯の根にも対応でき、汚染された組織を除去します。ニッケルチタンファイルは非常に柔軟性のある特性を持ち、通常のステンレスファイルに比べると、根管内に段差をつけたり、欠損することがありません。

当院ではこのニッケルチタンファイルを使用し、根管の組織を除去し、充填剤を隙間なくつめられるよう治療します。

2.CTを活用した精査・診断

2.CTを活用した精査・診断

根管治療を進めていく中で、症状が改善しないことがあればCTを活用します。歯の尖端部は2次元のレントゲンでは根の細部まで確認できず、歯根に膿がたまっていたり、歯の根元の尖端部分が破折していると、通常の根の治療では改善されないケースがある為、CTを撮影し治療方針を決めていきます。

2次元のレントゲンにて根管治療で改善が期待できる場合は、根管治療を続けながら経過観察を行います。 また感染となる歯根が明らかなケースは歯根端切除術を行い、原因となる根の先端と膿の袋をしっかり取り除きます。 根が割れている場合は残念ながら抜歯をさせていただきます。

歯の尖端の病変の発見にはCTが有効

2次元のレントゲンで審査診断を行いますが、痛みの原因が特定できないケースもあります。 2次元のレントゲンでは病変の色見が確認できず、問題個所を見落としてしまうことがまれにあります。しかし、CTで撮影してみると、病変の色見が確認できたり、3次元で精査診断しますので、原因が特定できない病変の診断にはCTが大変有効です。

3.モリタ根管切削器具トライオート

3. モリタ根管切削器具トライオート

モリタの根管切除器具トライオートでは、熟練した医師の手指の細かな動きを、モーターで再現し、電動の器械で安全に根管の長さを図り根管形成します。

当院で使用しているトライオートZX2は根管拡大形成と根管長測定機能が連動しています。
この器具を活用することによって、これまでの根管治療に比べて、よりスピーディに効率よく治療することが可能になりました。

トライオートを使うことによって、根管内の尖端位置を液晶画面で確認ができるので根尖を傷つける心配がありません。

高精度な根管長測定が可能

また手用の器具を用いることで、根管内がドライでもウェットでも根尖位置を正確に検出できます。見やすい液晶ディスプレイによって、根尖の位置を確認できるので、歯根のどこまで器具を挿入しているか容易に判断ができます。器具の先端位置はアラーム音でも判別ができますので、歯の根の細かい作業に役立ちます。

4.拡大鏡を用いた根管治療

拡大鏡を用いると、普段肉眼で治療している視野を何倍も拡大し、治療部位を可視化することができます。 根管治療では、細部の治療が必要になってきますので、この治療部位の可視化が非常に重要になってきます。 下の画像は歯の断面図で、黒くなっている箇所が「根管」と呼ばれる部分です。画像の通り、根管が複雑に分岐しており、非常に難しい構造をしています。この複雑な歯の根を高倍率ルーペで治療部位の確認を行うと、肉眼では見えない箇所が見えるようになり根管の細部を把握して治療することができます。

高倍率ルーペで治療部位を確認

5.歯根端切除で歯の保存を

5.根管治療では完治しない場合でも、歯根端切除で歯を残せるケースがあります。

むし歯が神経まで到達してしまうと、むし歯に侵された神経を取り除く根管治療を行いますが、歯の根の先端に膿がたまると「歯根嚢胞(しこんのうほう)」を発症し、その症状が悪化してしまうと、抜歯を余儀なくされるケースがあります。
ななつ星デンタルクリニックでは、歯根嚢胞の場合は、歯を残す治療「歯根端切除術」を積極的に行っております。歯根端切除術では、外科的に根尖病巣の除去と同時に歯根の尖端の切除を行い、歯を残します。

経験豊富な歯科医師が歯根端切除術によって根管治療では完治できない難症例にも対応いたします。

他院で「抜くしかない」と診断されてしまった方も、一度当院へご相談ください。

根管治療について

しっかりとした根管治療で歯を残す治療を実施しています

しっかりとした根管治療で歯を残す治療を実施しています

当院では、精密な根管治療を行っています。歯の根の奥深くまで感染し、歯を抜かないといけないといわれた場合でも、抜かずに守れる歯があります。
当院では、他院で「抜歯しかない」「破折していて抜かないといけない」と言われた患者様のご相談をよくお受けします。本当に抜かないといけないかどうかは、CTでの精密な検査が必要で、また治療は歯の奥の見えにくい根の精密な処置をしないといけないので、根管治療を専門としてる医師がかかせません。
ですので、他院で抜歯をしないといけないと言われた方は是非一度ご相談ください。

根管治療後に痛みが残っていませんか?

他院で治療を受けたが少し痛みがある、治療後の歯茎の腫れがおさまらない等症状があれば是非ご相談ください。根管治療は、たとえて言うと家を建てる土台の工事です。土台の工事が上手くいかず、頑丈でなければどんなに立派な家を建てても、柱がくずれたり、壁が悪くなったりするのと同じ現象が起こります。根管治療後にどんなに良い素材の被せ物や詰め物をしても、再び痛みが出たり、歯茎が腫れる可能性があります。

根管治療が必要となるケース

根管治療が必要となるケース

一般的な虫歯治療では、虫歯部分を削り金属やレジンなどの詰め物をして終わります。しかし、う蝕が歯の根の神経まで達したケースや、歯の根が病気になってしまった場合は、汚染された神経を取る必要があります。

歯髄(歯の内部に存在する神経)を取り除くと、歯に栄養が届かなくなるので、歯が弱くなり破折などのリスクが高まります。そうすると、今度は抜歯が必要になりますので、虫歯が進行しない為にも早期発見・早期治療が必要です。

また、根管治療が不十分で根管の先端に炎症が起こってしまった場合にも、再度根管治療が必要です。

治療の流れ

①根管の拡大・清掃

根管の拡大・清掃

拡大鏡で歯の根の部分を拡大し、感染部位を鮮明に確認します。根の清掃にはリーマーという専用の器具を使い、感染部位の取り残しがないように根管内をすみずみまで清掃します。

②根管内の洗浄・消毒

根管内の洗浄・消毒

根管用の(エンド用の)洗浄器具で根を洗浄し、根の感染部位が大きい場合には超音波洗浄器を併用して徹底的に感染部位の洗浄を行います。根管治療ではこの工程を数回繰り返し、細菌のいない状態にします。

③根管充填

根管充填

根管がきれいになれば、根管内に根管充填剤を注入して完了です。新たに細菌が隙間から根管に侵入しないように、密閉性の高い薬剤を使用します。

根管治療の注意点

  • 歯の根の構造は複雑なため、治療は複数回に分けて実施します。
  • 根管治療後に麻酔が切れて一時的に痛みや腫れが生じるケースがあり、その場合は痛み止めを処方します。
  • 根管治療中に詰める仮封剤(仮の蓋)は約30分で固まりますので、それまでは飲食を控えてください。
  • 固いものを治療中の歯で噛むと歯が欠けたり痛みが出る可能性がありますので、根管治療期間中は固いものを噛まないようにお気をつけください。

根管治療の治療の回数は?

根管治療の治療の回数は?

根管治療は1回で終わることはありません。だいたい前歯で2~3回、奥歯で3~4回治療回数がかかります。また、根管治療後も痛みが長引いている場合(根の先端に膿ができている場合等は)もっと回数がかかります。
また根管治療をした後は、歯が欠けないように被せ物をする必要があり、根の治療後も治療は続きます。トータルだいたい前歯で5~6回、奥歯で7~8回の治療回数を要します。(あくまで例です)
治療期間が1週間~2週間ごとであれば、それなりの治療期間がかかりますので、ご自身の歯を残すためにも、しっかりと根の治療に対して対応していただく必要があります。

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