ななつ星デンタルクリニック
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40代からはじめるオールオン4~日本人の平均寿命を考慮したプランニング~

こんにちは!愛知県名古屋市のななつ星デンタルクリニックです。

 

今回はこのような長寿社会において、40代という比較的若い世代でオールオン4(All-on-4)というインプラント治療を受けた場合、80歳~85歳までのライフプランをどのように描いていくべきかを具体的に解説します。

 

早速ですが、みなさんは今回のテーマ『日本人の平均寿命』が何歳なのかパッと思い浮かびますか?私は大体85歳くらいかな~とイメージしました。

日本人の平均寿命は世界でもトップクラスであり、長寿国として知られています。最新のデータによると、2023年時点での日本人の平均寿命は男性が81.09歳、女性が87.14歳とされています。(参考:厚生労働省が発表した「令和5年簡易生命表」の結果に基づく)

 

 

オールオン4とは?

オールオン4は、歯がほとんど失われた方や、総入れ歯が合わずに悩んでいる方に適したインプラント治療法です。わずか4本のインプラントで上下の人工歯を支える構造で、従来のインプラント治療に比べて費用や手術負担が少なく、短期間での回復が期待できるのが特徴です。

適切なメンテナンスを行えば、10年で平均93%以上の生存率と報告されているため、長期間にわたってしっかりと噛める生活を支えてくれます。

 

【実例紹介】40代男性のオールオン4症例

当院で実施した、43歳男性のオールオン4治療の一例をご紹介します。

〇背景:若いころ治療した歯が悪くなり、歯周病もひどくなって奥歯を抜くことになった。2年くらい前に入れ歯を作ったけれど、支えている歯が折れている状態で、食事も取りづらい。見た目と噛む力に悩みを抱えて来院。日常生活での対人関係や家族との食事にも自信が持てない状況でした。

〇治療内容:上下ともにAll-on-4を実施。術後2週間で仮歯により社会復帰。

〇現在(治療から2年経過):定期メンテナンスに通いながら、現在も快適に使用中。「きれいになって人生が変わった」とご本人からも嬉しいお声を頂きました。

 

 

Before

 

After

 

 

Before

 

After

 

 

Before

 

After

 

このように、40代でのオールオン4は“失った歯を補う”だけでなく、“人生を再構築する”きっかけにもなります

 

 

40代でオールオン4を検討するきっかけとは?

実際、当院にも「まだ40代なのに、なぜこんなに歯を失ってしまった…」

と悩んで来院される方が少なくありません。

そこで、自分にどれだけリスクがあるのかを簡単に確認できるチェックシートをご用意しました。

 

40代で歯を失わないためのセルフチェックシート

あなたはいくつ当てはまりますか?

 

【1】加齢による身体の変化

☐ ここ1年で風邪や体調不良にかかりやすくなった
☐ 口の中が乾きやすくなった・口臭が気になる

 

【2】歯ぐきや歯周ポケットの変化

☐ 歯ぐきが下がってきた気がする
☐ 歯と歯の間に食べ物が詰まりやすくなった
☐ 朝起きた時に口の中がネバつく
☐ 歯ぐきから出血することがある(ブラッシング時など)

 

【3】生活習慣の影響

☐ 喫煙している(または過去に喫煙していた)
☐ ストレスを感じることが多い
☐ 歯ぎしり・食いしばりを指摘されたことがある
☐ 就寝中にマウスピースを使っている・勧められたことがある

 

【4】ホルモンバランスの変化(※女性向け)

☐ 更年期にさしかかっている、またはホルモンバランスの乱れを感じる
☐ 月経のタイミングで歯ぐきが腫れる・出血しやすくなる

 

【5】過去の治療の影響

☐ 若い頃に詰め物や被せ物をした歯が複数ある
☐ 治療した部分が最近しみる・違和感がある
☐ 定期的に歯科検診を受けていない

 

 ☑チェック数によるリスク目安

あなたはいくつ当てはまりましたか?

☑0~3個:良好な状態ですが、定期検診は継続しましょう

☑4~6個:歯周病のリスクが高まりつつあります。一度検査をおすすめします

☑7個以上:歯を失うリスクが高い状態です。できるだけ早く歯科医院での診察を受けてください

 

40代でオールオン4を受けた場合の80歳~85歳までのプランニング

 

1.長期的なメンテナンスの重要性

オールオン4を長持ちさせるためには、治療後のメンテナンスとライフスタイルの見直しが鍵となります。

〇定期検診:3ヶ月から半年に1回の歯科検診でインプラントや人工歯の状態を確認。

〇セルフケア:毎日の丁寧なブラッシングとワンタフトブラシの使用。

〇生活習慣の見直し:喫煙や過度な飲酒を控え、全身の健康維持にも配慮しましょう。

 

2.80歳以降の健康寿命を見据えた準備

日本人の健康寿命(自立して生活できる期間)は、男性72歳・女性75歳とされています。
この先の10年以上を介護やサポートを受けながらも快適に過ごすために、以下のような準備が必要です。

〇栄養バランスの取れた食生活:オールオン4なら、硬い食材も楽しめるため食生活の満足度が向上します。

〇運動習慣の確立:ウォーキングや軽い筋トレ、体操など、筋力維持を意識。

〇医療費の備え:万が一の再治療や医科歯科連携治療にも対応できるよう、資金計画を立てておくと安心です。

 

3. 再治療やメンテナンス費用の目安

長期間オールオン4を快適に使い続けるためには、以下のような費用が発生する可能性があります。

 

内容目安費用頻度
定期検診・クリーニング5,000~10,000円/回年2-4回程度
仮歯の修理・調整10,000~30,000円必要時
人工歯の再作製600,000~1,000,000円※材質により異なる10~15年後程度
インプラント再治療インプラント体と人工歯を合わせた費用稀だが要考慮

 

※実際の費用は医院や症例により異なります。

 

このように、治療後の40年を見据えるなら、ライフステージごとの見直しと予算計画が非常に大切です。

 

4.心身の健康を保つための工夫

80代を迎えても、オールオン4によって以下のような“生活の質の高さ”を維持することができます。

 

〇趣味や旅行の継続:安心して食事ができることで、外出や人との交流が楽しめます。

〇社会参加・ボランティア:話すこと、笑うことがストレスの軽減にもつながります。

〇家族との絆:一緒に食事を楽しめることで、世代を超えた関わりを深められます。

 

まとめ

 

40代でオールオン4を受けるという選択は、見た目や機能を回復するだけでなく、「これからの40年をどう生きるか」に関わる投資です。
日本人の平均寿命や健康寿命を考慮すると、治療後の数十年を快適に過ごすための予防・準備・お金の知識が必要です。

オールオン4は、人生を豊かにするための選択肢の一つ
「まだ早い」と思っている方ほど、将来の自分のために早めの決断と準備をおすすめします。

 

〇オールオン4についてもっと詳しく知りたい方はこちら
ななつ星デンタルクリニック公式サイトはこちら>

 

〇こちらの症例の実際の手術に密着したYouTube動画はこちら

 

 

 

 

この記事の監修

 

 

 

ななつ星デンタルクリニック
監修:ななつ星デンタルクリニック 理事長:近藤英仁

 

ななつ星デンタルクリニック理事長 近藤英仁>

日本口腔外科学会認定 口腔外科認定医

日本口腔インプラント学会認定 認定医

国際インプラント学会認定医

ITI日本支部公認インプラントスペシャリスト

日本顎咬合学会認定医

 

特徴:オールオン4、ザイゴマインプラント、インプラント手術、サイナスリフトまで対応。

 

歯がボロボロ、オールオン4の費用を知りたい、名古屋でザイゴマインプラントができる歯医者、外さない入れ歯、オールオン4で芸能人のような歯に、ストローマンインプラントでオールオン4、オールオン4の食事など多くの患者様が診察、治療に通われております。

 

住所:名古屋市緑区鳴海町字山下78-1コナミスポーツクラブ鳴海山下1階

公式サイト:ななつ星デンタルクリニック 公式サイトはこちら>

 

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