【目次】
・ガミースマイルとは
・ガミースマイルの原因と治療法

・ガミースマイルとは
ガミースマイルとは笑ったときに歯茎が目立って見える状態のことです。
おもに歯の長さや唇の力、上あごの骨の発達などが原因で起こります。

・ガミースマイルの原因と治療法
ガミースマイルはおもに3つの原因によって発症します。
1唇の力が強い
上の唇を上げる筋肉が強いことで笑ったときに唇が上がりすぎてしまい、歯茎が過剰に見えてしまいます。原因がこのような筋肉にある場合は上唇粘膜切除術やボトックス注射による治療が良いです。

◆上唇粘膜切除術とは
外科的に上の唇と歯茎の間にある粘膜を一部分切除して縫い合わせる治療です。
治療後は上の唇が上がりにくくなり、笑ったときに歯ぐきが目立つのを改善します。

◆ボトックス注射とは
ガミースマイルが気になる人の中でも唇の筋肉が強い人に対して効果がでやすい治療です。
上の唇に筋肉の働きを弱める注射を打つことで、笑ったときに唇が上がりすぎるのを抑えます。
ボトックス注射のみでは十分に効果が得られない場合、上唇粘膜切除術を併用して行います。

2歯が短い、歯の生えている位置が低い
前歯の長さが短い人、また歯の生えている位置が低い人は歯茎のみえる面積が広くなるためガミースマイルになりやすいです。このような人は歯茎のみえる面積を狭くするために、歯冠長延長術と矯正治療を行い、最終的にセラミック治療を行います。

◆歯冠長延長術とは
歯の長さが通常より短い場合に外科的に歯茎を切除して、歯が見える長さを伸ばす治療です。
歯茎は骨の形態に応じて高さが決められているため、歯茎を切除するだけでは後戻りしてしまいます。
そのため、歯茎の切除と合わせて内部にある骨の形態を整えることが必要です。
切除した歯茎が治り、位置が整ったあとは必要に応じてセラミックの被せ物にて最終形態をつくります。

3上あごの骨の発達が過剰
もともとの骨格が原因で上あごの骨が前方へ出るように過剰発達しているため歯茎も同じように前方に出ており、唇で覆いきることができず歯茎が目立って見えます。
このように骨の発達が原因である場合は骨格を変えるために骨切りの手術が必要です。

◆骨切り手術(Le Fort Ⅰ型骨切り術)とは
上あごの骨を水平に切り、顎の骨ごと歯全体を上に引き上げる手術です。全身麻酔で行います。
切った顎の骨は形をきれいに整え、頬の骨にチタンプレートで固定します。
最後に吸収性の糸を使って切った粘膜を縫い合わせます。
このようなガミースマイルの治療で保険を適用したいという場合は認定施設への受診が必要です。

ガミースマイルでお悩みの方は、原因が何かをはっきりするために診断して治療法を決めていきましょう。

ななつ星デンタルクリニック