こんにちは、名古屋市緑区の歯医者

『ななつ星デンタルクリニック』です。

本日はQ&Aのコーナーです。

 

Q.最近口の中によくできものができるようになりました。口内炎と口腔粘膜炎のちがいを教えてください。

A.口腔粘膜炎とはがん治療時に口腔粘膜に発症する紅斑・萎縮・びらん・潰瘍性病変と定義されています。一方、日常でよく遭遇する口内炎は口腔粘膜の一般的炎症症状を指しています。

口腔粘膜炎と口内炎は原因や病態が異なるため区別されています。口腔粘膜炎はがん治療時の発症頻度が高い有害事象のひとつです。

強い疼痛を伴い、食事摂取や会話を阻害し、患者さま自身のQOLを低下させ、闘病意欲を減退させてしまうだけでなく、感染源となって敗血症のような感染症を起こし、がん治療の完遂を妨げ、治療予後にも悪影響を与えることが懸念されます。

ここで今回は口腔粘膜炎が発症するリスクファクターについてご紹介致します。

【口腔粘膜炎のリスクファクター】

口腔粘膜炎発症のリスクファクターには治療側の因子と患者側の因子があります。化学療法や放射線治療をむし歯や歯周病が放置された状態ではじめると、治療中に症状が急性化することがあります。病状が許せば、前もって歯科治療をしておくことが望まれます。

〈治療側の因子〉

①化学療法

抗がん剤を大量投与や多剤併用すると口腔粘膜炎はさらに高頻度で発症するようになる。

②放射線治療

口腔が照射範囲に含まれると、口腔粘膜は細胞の再生が妨げられるため口腔粘膜炎が発症しやすくなる。また、唾液腺が照射範囲に含まれると照射によって唾液分泌機能が低下し、口腔乾燥が進むため口腔粘膜炎が好発する。

〈患者側の因子〉

①口腔衛生状態不良

むし歯、歯周病、舌苔が多い、歯みがきやうがいができないなど。

②粘膜の損傷

義歯不適合や口腔乾燥によるもの。

③免疫機能低下

高齢者、糖尿病、ステロイド剤の使用

④栄養状態の不良

⑤喫煙

次回は発症時期と症状についてご紹介します!

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