こんにちは、名古屋市緑区の歯医者

『ななつ星デンタルクリニック』です。

本日はQ&Aのコーナーです。

Q.自分の歯とインプラントの構造の違いは何ですか?

A.天然歯とインプラントの相違点として、”天然歯は自己、インプラントは非自己である”ことが大前提となり、”インプラント周囲組織は非自己なる物体(異物)との間で代謝を繰り返している”ことを忘れてはなりません。

自分の歯の歯周組織とインプラントの周囲組織には大きく分けて3つの違いがあります。

①結合組織中のコラーゲンを含む量が多く、線維芽細胞の量が少ない。

インプラント治療とは、骨に植立された非自己であるチタンのネジが、骨膜、および粘膜を貫通して口腔内に突出しているという、生体では大変不思議な状態となっております。つまり、口腔内の粘膜に骨まで達する傷口を故意に存在させていて、その粘膜は傷が治るときと同じように硬い状態になっているのです。インプラント周囲組織はまさに「瘢痕組織」に似ているといえます。さらに、インプラント周囲粘膜上皮の増える力は、天然歯の付着上皮と比較すると数分の1程度であり、天然歯の周囲粘膜に比べ代謝が弱いことがかんがえられています。そのため、インプラント周囲粘膜は炎症が生じやすく、治癒しにくい状態と想定されます。

 

②血液供給量が少ない

天然歯において、血液は歯肉と骨縁上の結合組織では、歯槽突起側方の骨膜上血管、歯根膜の血管の2方向から供給されています。しかしながら、インプラント周囲組織には、セメント質がないため、歯根膜が存在しません。そのため、インプラント周囲粘膜は、インプラント部位の骨の骨膜から生じた、より大きな血管の終末枝のみから血液が供給されています。したがって、インプラント骨膜上結合組織の血流は、歯周組織と比較して少ないと考えられています。このことにより、血液の免疫作用および再生能力が不十分になりやすいため、インプラント周囲粘膜は炎症が生じやすく、治癒しにくい状態とそ想定されます。

 

③コラーゲン繊維の走行

天然歯ではコラーゲン繊維の走行が歯根に垂直および平行であるのに対し、インプラントにはセメント質が存在しないことから、骨から垂直に存在し、インプラントと平行に走行しています。そのため、インプラント周囲粘膜は、歯肉に比べ、外からの侵襲に対し、防御機能が低いことが想定されます。

つまり、インプラント周囲組織は、歯周組織に比べて結合組織中の線維芽細胞の量および、血液供給量が少なく、いったんインプラント周囲組織に炎症が起こると、急速に不可逆的に進行すると考えられます。

 

そのため、インプラントは治療は終わった後も丁寧なセルフケアと歯医者での定期的なプロケア・メンテナンスが非常に大切です。こちらを続けていくことにより、長くインプラントを健康な状態で保ち続けることが可能になります(^^)

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