お口をあけたときに顎から音がする。突然口が開かなくなってしまった。
こんな症状がでたら、どんな病気が考えられるのでしょうか。

今回は顎のトラブルが出たときの受診先などをご紹介します。

【目次】

・顎のトラブル、何科を受診しますか?

・そのまま放置しておいても大丈夫ですか?

・顎が痛くならないために、予防できることはありますか?

・顎関節症の治療はどんなことをするのでしょうか?

・まとめ

・顎のトラブル、何科を受診しますか?

顎に痛みがあるとき、口が開かなくなってしまったときは

『顎関節症』が考えられます。歯医者・口腔外科などで診てもらいましょう。

その他にも症状として耳の痛み、首や肩が凝って痛みが出ることがあります。

耳鼻科や整形外科を受診する方もいらっしゃると思いますが、明らかな異常がない場合は

『顎の問題』としてクリニックを紹介してくれると思います。

顎で気になっているときはお近くの『歯医者』『口腔外科』を調べてみましょう。

 

・そのまま放置しておいても大丈夫ですか?

顎の痛みを放置していると、自然と改善してくることがあります。

しかし、「顎が痛くて口が開かない」という症状は受診を推奨します。

お口が開かないまま放置してしまうと、顎の骨が本来存在する位置から

奥に押し込まれて悪い位置で「ロック」し、固まってしまうことがあります。

こうなると、症状が悪化して簡単に治らないことがあります。

こうやって、自分の指が縦3本入らない人は要注意。。。ゴゴゴ

反対に、お口をあけたときに「カクカク、バキバキ」音が鳴るという症状のみであれば
受診は急がなくても大丈夫です。

音が鳴る症状のみで、痛みがない場合は特に治療は必要ではないと言われています。

痛みが出てきたときに受診し、医師に相談することが良きタイミングかもしれません。

 

・顎が痛くならないために、予防できることはありますか?

『顎関節症』の症状を引き起こすきっかけとなるのが、日常のかみ合わせです。

注意すべきは『常に上の歯と下の歯が接触している』ことです

普段あまり気にしたことがないかもしれませんが、
唇は閉じていても上下の歯は数㎜離れているのが実は良い状態です。

では、イメージしてみましょう!
上下の歯が接触しやすいシチュエーションとしては

「仕事で夢中になっているとき」
「家事をしている時」「集中してスマホやテレビをみているとき」
「ストレスが溜まって疲れている時」

振り返るとこのような瞬間、常に上下の歯が接触してもの凄く歯や顎に負担がかかります。
この負担が徐々に積み重なっていくことで「顎関節症」の症状が現れます。

 

このことを踏まえて、日常生活で「今、上下の歯は接触していないかな?」という自己チェックをして、
気づいたときに『歯を離す活動』をして頂くことをおすすめします。

自己チェックが難しい方は、自分の目の付きやすいところに張り紙やシールを貼って、
それを見た瞬間に気にして離していただくこともお勧めです(^^)
私もPCに貼ってみました 結構気にできていい感じです♪
気づけたら、自分の肩をグーーっと上にあげてストンと落として力をぬいてみて下さい。
自然と上の歯と下の歯が離れてリラックスできますよ(^ω^)

・顎関節症の治療はどんなことをするのでしょうか?

◆薬による治療
痛み止めには痛みを和らげる、顎の炎症を抑える効果があります。
痛みが改善するまでは継続して服用します。

◆マニピュレーション法
歯科医師が患者さんのお口の中に手を入れて、関節円板とよばれる顎のクッションを少しずつ
動かして顎を正しい位置に戻す治療です。

◆運動による治療
患者さんに頑張って一番大きなお口をあけて頂きます。このポジションで10秒キープ。
ゆーっくり口を閉じます。このとき、やや顎を前に出しながら受け口気味で戻します。
これが顎が正しい位置に戻りやすいポイント!この開口訓練を1日10回×3セット
この開口訓練を行うことで少しずつ開きやすくなります。

◆スプリントによる治療
上記の3つの治療方法を行ってもあまり効果が出ない人は、スプリントとよばれる
顎関節症の方用のマウスピースを作製します。
基本は就寝時に使い、食いしばりや歯ぎしりなどによる顎にかかる負担を減らしながら
顎を正常な位置に戻す働きがあります。

よくある歯ぎしり予防のマウスピースとは違い、装着時に歯科医師による
かみ合わせの確認・調整を行うことでよりその方のかみ合わせに適した
効果的な状態でマウスピースを使って頂きます。

まとめ

顎の痛みや口が開かないという顎関節症のトラブルは、歯科・口腔外科を受診しましょう!
原因は何気ない日常の癖。でも、今から意識する人としない人では将来の顎トラブル、
歯のトラブルに大きく差が出てくるかもしれないです。
一生懸命頑張っている人、時には歯を喰いしばって
生きることもある現代社会だからこそ顎関節症が増えているのかもしれないですね。

ななつ星デンタルクリニック